台風が来た時に、一番に意識することは『停電』
電気を必須とするアクアリウムにおいて、停電は想定しておくとよいでしょう。
器材系のトラブルが起こりやすいです。
いざとゆうときに、何をどうして良いのかわからないよりは、多少なりに情報を頭の隅に入れておくと助かります。
短時間でも、停電が起こったときにはアクシデントの引き金になります。
『いつもと違う事があったら、何か起こると思っておく。』
数々の失敗をしてきた、私の持論です。
短時間でも停電が起きたら、ここを気をつける!
『エアーポンプからの逆流』に注意しましょう。
普段ブクブクと絶えず空気を送るポンプは、停電すると水がゆっくり逆流を始めます。
防ぐ方法としては、ポンプ本体を水面よりも高い位置に設置することです。
もしくは、『逆流防止弁』を付けることで安心です。
※生体の数が多く、酸欠が心配な方は『酸素タブレット』や『乾電池式エアーポンプ』を購入しておくと良いでしょう。
停電復旧後は、改めて器材の動作を確認する。
停電が回復した後には、1度正常に器材が動いているか確認しましょう。
とくに、
・フィルターはエアーを噛んでしまったりして復旧後も止まっている可能性があります。
・ヒーターもしっかり保温してくれているのか。
・エアーはしっかり出ているのか。
◆停電で衝突する魚
希にですが、突然の出来事にパニックになって暴れてしまう魚もいます。
様子も見てあげましょう。
中型・大型魚に多いのですが、水槽にぶつかると脳震盪のような状態を起こします。
ひっくりがえっている魚は放っておくと死んでしまいます。
エラに水流を当てると復活する可能性があります。
手で仰いでやったり、ゆりかごしたり。
フィルターが動いていれば、出水口に魚の口を向けてガンガン水流をあててあげましょう。
実は・・・数日後まで意識しておくとさらに良い。
停電中に水温が下がっていたのであれば、白点病に注意して観察しておくと良いでしょう。
2~3日中に発病する可能性が高いです。
魚の鰭(ひれ)に現れると目立ちますから、普段よりもちょっと意識して観察してみると良いです。
早期発見して処置をしてしまえば怖い病気ではありません。
「いつもと違うことが起こったら、何かアクシデントが起こりやすくなっています」
しゃべれない魚を守ってあげましょう。
ではでは(^^)