淡水域に生息するフグは意外と多い
名前に『淡水』が付いても、飼育に塩分を必要とするフグもいます!
衝動買いはせず、スマホで簡単に検索できるので、調べてから購入検討すると良いでしょう。
名前にたくさんでてくる『テトラオドン』はフグ属につけられる名称です。
いわゆる、私たちで言う「苗字」のようなものです。
同じく『パファー』という名前も目にする機会が多いですが、こちらは英語で『フグ』を指しています。
では、個人的に『あこがれの淡水フグトップ3』をご紹介します!
テトラオドン・バイレイ(毛フグ)
『毛フグ』愛称でもしられる特徴的な1種です。
エキゾチックな外見は個体差がはげしく、全身に毛がはえたような可愛いヤツもいれば、ボロボロゾンビみたいなヤツもいますw
残念ながら、毛がない丸坊主もおり、価格も下がってしまうのが”せつない”ところです。
アクアリウムに登場した頃は、幻系の魚でした。←よく使われるフレーズです。
現在では、定期的に見かけるようになりましたが、お値段が高いのは稀少性が影響しています。
また、肝心な『毛』の量にはバラつきがあり、毛フグとは名ばかり個体も・・・
パッと手が出る金額ではありませんが、一般的にアクアリストが飼育できる魚の数というのはそれほど多くありません。
ピンっと来たら飼育するチャンスですね。
小さい個体であれば、価格も低めですが。。。その出会いも運になります。
テトラオドン・ショウテデニィ
最近流行りの1種??
『混泳ができる?!』と注目を集めているフグです。
やはり目にする機会が少なく(徐々に増え始めてはいる)、幻の魚の称号を持っていました。
毛フグよりも高価なフグです。
混泳問題は難しく、可能とはいえ、組み合わせは無限にありますので様子を見て行いましょう。
生き物に絶対はありません。
ひとつ経験談として・・・
入荷直後の痩せていたブロンズパファー(M)にエサとしてヤマトヌマエビ(1匹)を入れました。
そこから売れるまで(2~3ヶ月)襲われることなく混泳をしていました。
ちゃんとフグの食べ残しを掃除してくれるんですね!
ブロンズパファーが売れた時も、パートナーとしてヤマトヌマエビも一緒に購入していただき、新居でも仲良く暮らしているそうです。
また入荷したら実地しようと思いますが、同じように成功するかは半信半疑です。
とはいえ、水族館のように家庭の水槽で、フグと他の魚が仲良く混泳している姿が楽しめるのは格別です!
ショウテデニィと同じかそれ以上の大きさがあると合わせやすいですね!
また、色と模様も可愛らいい色彩ですので、人気が高いのも納得です。
カリノテトラオドン・サリヴァトル
馴染みのないカタカナが並ぶ、すごい名前ですねw
愛称で『ゼブラパファー』とも呼ばれています。
上記2種よりも若干安価で入手できるため、購入しやすさはあります。
・・・やはり流通量は少ないです。
『アカメフグ』の仲間です。
その瞳だけでも魅力的なのに、縞模様を合わせ持つという・・・゚(。・ω・。)
5cm程で、オスとメスで模様に違いが表れるのも特徴の一つ。
おのずと繁殖にチャレンジしたくなる1種です。
ペア販売であっても仲良しこよしとは限りません。
縄張りを主張しはじめると、一撃の威力が大きいフグは大変です。
隠れ家を増やす程度では、リスクがあります。
相手のテリトリーから脱出できる広めの水槽だとリスク管理に繋がります。
以上。
個性的なフグのなかでも、飼育できるチャンスがある3種をあげてみました。
一度は飼育したくなる魚たちです。