連休が近づいてきています。帰省や旅行で数日家を空ける時には魚のために準備をしてあげましょう。
数日間エサを食べなくても死なない
まず知っておくと良いことは、魚は数日エサを貰えなくても死なないということです。
魚の大きさ、種類などでその期間は変わりますが、金魚(4cm程)であればおおよそ2~3日は平気です。
(熱帯魚やメダカも2~3日は大丈夫な場合が多いですが、混泳している数が多いと、弱い個体ほど★になりやすいです)
あるていど大きな個体は、日頃からしっかりエサを食べていれば身体に脂肪を蓄えています。
小さな個体は水槽に発生するわずかな食料(水草や底砂などにいる微生物)をついばんで生き延びます。
一番多い失敗例とは
出発直前に多めにエサを入れてしまうことが一番多い失敗例です。
極端に水が汚れてしまい、外出中に水槽内でトラブルを引き起こしてしまいます。
やることは出掛ける前に2分の1~3分の1の水換えです。
ギリギリ直前に行う必要はありませんので、1~2日前でかまいません。
日頃から栄養を蓄える!
※↑イメージです。
出掛ける2週間前くらいからエサの量を増やす事も1つの方法です。
絶食4日目、5日目・・・と、エサを与えないでいる期間が長引くととさすがに限界を迎える個体が出てきてしまいます。
生き残る個体の違いは身体に蓄えていたエネルギーです。
そこでちょっと肥満気味にすることで体力を付けさせます。
そうすることで生き延びる確率が上がります。
やはり、あまりに長い外出はリスクを伴いますね。
ちなみに余分な脂肪は体内の臓器を圧迫して短命にさせたり、精巣や卵巣の発達も阻害します。
日頃からのむやみな肥満はおすすめしません。
水草を入れておく
金魚は水草を食べることは知られていますが、その他多くの生体も多少なりに水草を食します。
水草に付いている肉眼では確認できないようなプランクトンの様な物も食べます。
アナカリスなどを1束買って浮かべていくと良いでしょう。
カボンバは葉が取れやすく腐ると水を汚してしまうため前者がオススメです。
飼育水の塩分濃度を上げて(0.3~0.5%)いると水草も枯れやすくなりますが、アナカリスは枯れにくいです。
また水温が30℃を越えるようだと水草は枯れやすくなってしまいますので注意しましょう。
旅行の計画を立てるように、留守中の魚管理計画も立ててみると良いですね。
帰宅後にテンションが下がるのは残念ですから。
ではでは(^^)
◆金魚藻の記事まとめはこちらです。
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