週に2回程は入荷があります。いつも同じ魚種では面白さに欠けてしまいます。ものすごくマニアックまではいかなくとも知名度がやや低めの面白い魚はたくさんいますからね。半分、水族館のように観にきて頂くこともアクアリウムコーナーの役割ですね。

  • ハゼ型シクリッド登場
  • 北米淡水カレイは南米にもいる
  • 南米アナゴことシンブランクス

ハゼ型シクリッド登場

↑ちょうど良い隙間。

↑お腹を地面につけて止まる。ハゼっぽいです。

離れた目はどこかとぼけている癒し系キャラ。体型動作がハゼに似ていることからハゼ型と呼ばれている。(偽ハゼと名付けられなくて良かったですね。)鼻の穴の数や、腹鰭の形などが「分類学的にはシクリッドの仲間だったよ」という事です。アフリカのあるシクリッドが、環境に合わせて進化していくとハゼのような体型になり生き残ったんですね。ハゼとシクリッドの隙間にあらあれた存在感も魅力なのでしょう。ちょっと変なヤツがいると面白いですよね。

まだ入荷後、間もないため流木の陰に隠れていますが、慣れれば自己主張してきます。エサちょうだい!とか。ゴビオシクラ・ワンデリーという名前です。

 

 

 

 

北米淡水カレイは南米にもいる

 

↑なかなか上手に隠れている

↑チラッと裏側

名前こそ『北米淡水カレイ』だが南米へも分布する。ややこしい名前だ。ただ、海の魚として有名なカレイが淡水で飼育できるのは魅力的だ。頑張って擬態するがヒラメに比べてあまり上手ではないところも可愛い。どこにいるか分かる。笑。よく見ると顔はちょっと怖い。成長しても10cm程なので大型水槽を用意する必要もない。混泳は悩ましいところで、口に入らない相手なら襲わない。しかしコリドラスの様に常に地面を行進するような相手からはストレスを受けるだろう。遭遇率の高い水槽内では注意が必要だ。心配なら同種同士での混泳にとどめておく。

南米タウナギことシンブランクス

↑しっかり隠れております。

つぶらな瞳のシンブランクス(南米タウナギ)です。まだ幼いですね。魚らしい鰭(ひれ)を持たないのでヘビのようにも見えます。狭い隙間や地面に潜るタイプの体型。とくに大きくなった個体はパワーもありますから脱走注意!!ごはんをやるとニョロニョロ動きだします。