5月の終わりは夏日でした。夜になると涼しく過ごしやすいのですが、温度変化が激しいと体調を崩すのは人も魚も一緒です。

  • 販売水槽の隅は冷える
  • ヒーターを増やす
  • コンセントタップの電気消費量
  • どこに書いてあるか

販売水槽の四隅は冷える

お店にたくさんある水槽も場所に寄っては温度変化を受けやすい場所があります。それは水槽群の中で隅っこに当たる水槽です。

最近も白点病が出てしまいました。「またここか。」とリニューアル以降の暖かい気候に怠けて設置をしていなかったのが原因ですね。

集中濾過と呼ぶのですが、いくつもの水槽を繋げて1つの大きなポンプで水質管理をしています。ヒーターで温められた水を各水槽へ送っていますが、隅に位置する水槽は温度が下がりやすく白点が出やすいのです。お家で水槽設置する時も冷えやすい場所には注意です。

⬆︎9コの水槽を1つの濾過層で管理。冷えるのは下段と思いきや、上段左端が注意するべき水槽です。

 

ヒーターを増やす

水槽は下段よりも上段に行くほど、水流が落ちます。水を上に上げるというのはなかなかパワーがいる事なのです。さらによく見ると上の水槽は一回り大きいため水温的には不安定になりがちです。今の季節はそれ程でもありませんが、必要に応じてヒーターを追加設置して対処します。その際は電気消費量に注意しましょう。

 

コンセントタップの電気消費量

よく使われるコンセントタップには決まった電気消費量が記載されています。「1000wまで」「1200w以下」などです。家の場合も近くの家電と共用する事があるため確認しておくと良いですね。電子レンジとドライヤーを同時に付けたらブレーカーが落ちた経験はありませんか?水槽の場合はヒーターが稼働した瞬間に電気を多く消費します。するとブレーカーが落ちたりヒーターがしっかり働かず温まらないなど弊害が出ます。

こちらはLED照明の専用配線にしてあります。スイッチ1つで点けたり消したりするためです。

どこに書いてある?

本体のウラなどステッカーに記載されている事が多いです。家電などだいたい日本語で書かれています。見慣れない表記でも〇〇〇wなどを探すと見つかりますよ。

 

 

 

 

 

 

⬆︎水槽ポンプ(だいじな心臓部)

⬆︎ブロアー(空気を送っています)

235w+100w+600w(ヒーター)=935wという事ですね。

 

水槽リニューアル後もまだまだ微調整は続きます!

Good AQUARIUM  ϵ( ‘Θ’ )϶

 

◆ヒーターまとめ記事はこちらです。

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