フィルターマットの交換目安は月に1回です。あくまで目安というのは水槽ごとに汚れ方が違うからです。
金魚1匹と10匹では水の汚れ方が違いますよね。

フィルターの交換をせず長期使用すると『水が濁る』『コケが増える』『ニオイが出る』『生体が死んでしまう』など不具合が発生します。
知っておくと良いフィルター交換サインがある。

①知っておくと良い『物理ろ過』
単純にゴミをフィルターに引っ掛けて取る事です。この能力は長期使用すると目詰まりをおこします。すると水流が弱くなり、透明度が落ちてきます。
ひとつこうなったらフィルター寿命と言えます。

②知っておくと良い『生物ろ過』
フィルターに住むバクテリア(生物)が、アンモニアという毒素を分解してくれる事です。
バクテリアは初期は少なく徐々に増えていくものです。そのため市販のバクテリア添加剤を入れると能力が上がります。
掛け型フィルターマットの場合は、バクテリアが少ないから交換しようとはなりません。①番と③番が主な交換理由です。

③知っておくと良い『化学ろ過』
フィルターには活性炭やゼオライトというモノを入れているタイプがあります。それはアンモニア(毒素)やリン(コケの原因)などを吸着してくれます。
この能力は長期使用すると吸着しなくなります。多くの不具合の原因となりますので交換が必要です。
上記、3つの事を気にしながら1ヶ月くらいを目安に交換すると自分の水槽ごとに良い塩梅が掴めます。
他のフィルタータイプ…
投げ込み式フィルター
水中式フィルター
上部フィルター
外部フィルター
底面フィルター
なども、3つのポイントを気にしながらメンテナンスすると良いです。

掛け型フィルターはマット部分が小さいため、各種フィルターと比べると早めの交換が理想的になりますね。