水槽に入れるならどちらを選びますか??

ヤマトヌマエビとミナミヌマエビはお掃除屋さんとして人気が高いですが、

「何が違うの?」とよく聴かれます。

確かにカラーも似ていますし、性質も似ていますね。

まず2種に共通するのは・・・

・コケや残餌を食べるのでお掃除屋さんになります。

・適応温度が広いのでヒーターが無い水槽でも飼育可能です。

・攻撃性が低いので、さまざまな魚と混泳しやすいです。

では何が違って、どう選んでいるのか。

 

『大きさ』は選ぶポイントになります。

ミナミヌマエビは成長しても『2cm』程です。

小型魚(メダカやネオンテトラ)との混泳は可能ですが、エンゼルフィッシュや金魚程の大きさがあると食べられてしまうのが問題です。

口に入る体格差があってら、NGだと判断しましょう。

エビ側から攻撃することはまずないので、魚側を注意します。

(エビが死んだ魚を掃除していると、襲っていると勘違いされますね。)

 

⬆︎写真 ミナミヌマエビ
2cm程と小さく1匹の仕事量は小さいが、水槽内で自然繁殖することは魅力的である。

力が弱いため繊細な水草を傷つけないこともメリットで、レイアウトには欠かせないパートナー。

よく見ると色や模様に個体差もある。


⬆︎写真 抱卵するミナミヌマエビ
産まれたての稚エビを探すのは一苦労する…が楽しい。

 

力強い『コケ掃除能力』


⬆︎写真 ヤマトヌマエビ
4cm程になり1匹の仕事量はこちらが多い。

繁殖は難しい。

(卵は持つのだが稚エビは海に帰る生態がある)

ミナミヌマエビに比べて力が強く、コケが酷い時にまとめて入れると心強い。

その足腰の強さから、エアチューブやヒーターコードをよじ登り脱走するので注意します。

⬆︎写真 ヤマトの尾ビレには青い斑点がある。

「ミナミヌマエビ」と「小さなヤマトヌマエビ」は瓜二つ。

見分け方は尾ビレの模様で判別できます。

尾扇(びせん)に、青色の斑点があるのはヤマトヌマエビの特徴です。

ちなみに2種を同時に飼うこともできます。

 

 

魚以外を入れるのも面白い。

水中を歩行するエビは魚と違う動きを見せてくれます。

泳ぐこともしますし、草陰から突然現れたり、一生懸命にお掃除してくれる姿に癒されます。

これも水中の風景ですね。

ではでは(^^)

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