◆ペーハー下げすぎると『毎日ちょっとずつ死んでしまう』が起こる【熱帯魚】【金魚】【メダカ】【タニシ】

『毎日、メダカが数匹ずつ死んでしまう』

そのようなご経験ありますでしょうか?さまざまな要因が考えられますが、先日ウチの水槽での原因は『PHの下げ過ぎ』でした。ペーハーを酸性〜弱酸性に調整して飼育をしていたら、メダカやタニシが死に始めてしまったのです。

PH6.0をより下がると黄色信号です。もちろんその他『水温』『水量』『エサ』『塩分濃度』と環境要因によって異なりますが、PH5.0では犠牲が増えます。

酸性に傾けることで、魚が病気になりずらいメリットがあったのですが、もっと丁寧な加減が必要でした。

この現象は、ご自宅の場合では『水換え不足』などで起こる状況です。同じような失敗をしないように、定期的な水換えはサボってはいけませんね。

◆ペーハーの上げ方

ペーハーは下がった時に、数値を上げる方法はいくつかあり、難しくもありません。

その場で出来ることとしては『水換え』です。水道水のペーハーはおよそ中性なので、酸性へ傾いた飼育水を水換えすることで、中性へ引き上げることができます。

次に『貝殻』です。ホームセンターのペットコーナーには『カキ殻』と言った商品が売られています。水質浄化するろ材として取り扱われます。お値段も比較的安価で手に入ります。(サンゴ砂をネットなどでろ過槽に入れるのもあり)

また家庭にある『重曹=じゅうそう』でもphを上げることができます。ただし入れすぎると急激に上昇するため、加減が必要です。

基本的には水換えで対処を行ない、それでも頻繁に酸性になってしまう時には『カキ柄』が有効です。もしも大型水槽や池のような水量で事態が起こったときは『重曹』が使えます。

 

◆一度ダメージを受けていると

残念なことに、一度エラにダメージを受けてしまうと、数日かけて時間差で死んでしまうという現象が起こります。

これが『毎日のように生体が☆になってしまう』典型的なパターンです。この場合は、すでにダメージを受けており苦しい状況ですが0.3%~0.5%塩分濃度調整を行うことで、少しでも回復を図ることができます。

とても辛いですが、反省を活かして同じ失敗を繰り返さにようにします。

水質は目に見えない変化なので、気づくのが遅れがちです。水質を検査できるアイテムも有効活用します。

ではでは(^^)