◆丹頂ライオンヘッドらんちゅう飼育と通販を含めた販売や価格帯とは。ちょっと変わった金魚

ちょっと変わった品種を探していると『ライオンヘッド・ランチュウ』という金魚を目にする事があります。　

肉瘤（にくりゅう）がライオンの立髪のようにボリュームがあり、違和感も感じるようなシルエットをしています。

この『違和感』の原因とも思えるのは、背中のシルエットの影響です。名前こそ『ランチュウ』と名がつきますが、求められる『背腰』のライン・シルエットは見慣れたランチュウとは異なるからです。

この背筋を伸ばしたようなシルエットが『ライオンヘッド』のもう一つの特徴ですね。（もう一つは立髪風の肉瘤です。）色味は素赤や更紗などバリエーションも見られます。『丹頂』は少し珍しいです。

袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。

独特の体型は、やはり泳ぎが上手とは言えず、混泳する際には組み合わせに気を配ります。同種での混泳は安全度が高く、もし丸物金魚と混泳する時は、必要以上に追いかけられていないか観察します。

エサは人工飼料でも構いませんが、移動直後は冷凍赤虫で消化不良予防です。慣れてくれば人工飼料の割合は増えていくのがいつもの流れです。錦鯉フードをあたえることもあります。

『丹頂ライオンヘッドランチュウ』

入手難易度A〜Sクラス。

流通量は少なく、販売価格は写真の大きさで¥5000前後が目安です。最高峰の価格帯ではありませんが、十分に高価な金魚ですね。このあたりも人とは被らない理由の１つです。

丹頂模様にこだわらなければ、見つけやすくなります。大きさはSMサイズの小ぶりな個体の流通量も見られます。

成長とともに肉瘤も成長しますが、元から大きな個体を選べると成長もより楽しみになります。

人がもっていない品種は、なんだか魅力的です。

ではでは(^^)