■トランスルーセントは骨が透けて見えるスケルトンな魚。

 

 

 

■飼育・購入で知っておきたい3つのこととは

 

①飼育環境について

 最大体長   → 8cm
温度      → 20~27度
水質      → 弱酸性~中性
餌        → 人工飼料、生餌
※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。

【 最大体長】

販売される個体は、およそ5~6cmほどの大きさが多いです。

透明なので、ぱっと見た印象は大きく感じづらいですが、意外と大きな小型魚です。

数年飼育すれば、8cmほどに成長しますが、飼育環境で前後します。

 

【温度】

水温の適正範囲も広いので、うるさくない魚です。

しかし、移動後に白点病にかかることが有名な魚なので、

なるべくお店で飼育され、コンデションの良い個体を購入すると良いでしょう。

 

【水質】

水質の好みは弱酸性~中性ですが、丈夫なので弱アルカリ性に傾いたくらい平気です。

ただ、嫌いな水質で飼育していると、白点病になったりします。

『病気はストレスから』とは、このような事ですね。

 

【餌】

人工餌を食べてくれるのが、本種の飼育しやすいポイントでもあります。

食欲が無い、食べても吐き出してしまうような時は、

冷凍赤虫を与えるとよく食べてくれます。

人工餌に慣れづらい個体というのもおります。

 

 

 

 

 ②特徴について

タイ、マレーシア原産のナマズの仲間です。全身が透き通ったユニークな姿から人気の種で、ナマズらしくない中層付近で群れて泳ぐ性質をもちます。ナマズの仲間にしては珍しく、性質は非常に温和で良く群れるので複数匹導入すると良いでしょう。白点病にかかりやすいので水温をやや高めにすると良いでしょう

このスケルトンは本種最大の特徴です。

また混泳もしやすく、群れも作りやすいというのも人気の理由ですね。

ナマズの中には、餌の時間以外ずっと隠れてしまっているものもいます。

混泳はしやすいのですが、口に入るような体格差は避けましょう。

ナマズは視力が悪いので、口元に近づいたモノを瞬発的に襲ってしまう習性があります。

稚魚や稚エビは食べられてしまうことも。

逆に、トランスルーセントよりも大きな魚と合わせるときは、相手方の性格に気をつけましょう。

本種(トランス)からいじめる事は、ほぼないので、いじめて来ない魚なら混泳可能です。

 

 

 

③価格!!

キャラが立ち、育成も容易・・・そしてお手頃な価格と、

人気になりやすい要素が揃っていますね。

好き嫌いは分かれる容姿かもしれませんが、十分魅力的ですから。

1匹の大きさもあるので、ネオンテトラのように30匹50匹と泳がせる必要もありません。

・・・トランスルーセントの50匹の群れは、

かなり目を引きそうですが!!!

まず、5匹も泳がせて見ると、水槽のレイアウトや他の魚との兼ね合いでバランスが見えるでしょう。

足りないと思えば、買い足せば良いのです。

焦らず行きましょう。

ではでは(^^)