↑らんちゅう水槽

このように高さの低い水槽の通称です。

 

■金魚やメダカやを飼うのに、浅い器&水槽が良いのですか?

金魚やメダカを飼育していると、背の低い容器・水槽を勧められることがあります。

『魚は上から見るのが良い!』

など、楽しみ方は自由です。

迷っている場合は、何を判断材料にすれば良いのでしょうか?

らんちゅう水槽で飼ってみますか?!

 

 

◆なぜ背の低い水槽で飼育するのでしょうか??

いくつか理由はありますが、まずは上から見て楽しむためです。

錦鯉や金魚は池や桶で飼われていた魚なので、上から見るモノでした。

まだまだ人気の高い改良メダカも上見が主流です!

 

もう一つは、魚の形に影響が出ます。

金魚に関してですが、三つ尾、四つ尾のヒレが、綺麗に広がりやすくなります。

らんちゅうに限らず、金魚には共通して言えることです。

ただし、だだっ広い環境では、泳ぎ過ぎてしまい、尾はつぼみやすいので、ある程度は浅い環境で、なおかつ頭数も泳がせておくと良いです。

コメットや朱文金などの和金系や、錦鯉やメダカに関しては、フナ尾のため、大きな影響は見られません。

 

 

◆水量を侮ると失敗する?!

底の浅い水槽で気をつける事は、やはり水量が少なく、水質が不安定になりがちな点です。

上から見た印象は、広いのですが、実際の水量は把握しておきましょう。

同じ60cm水槽でも20ℓ近く差があります。

飼育する数や、餌の量など気を付けないと、病気などを引き起こします。

フィルターも、しっかりと設置したいですね。

↑約36ℓ

(60cmらんちゅう水槽)

 


↑約54ℓ 

(60cmレギュラー水槽)

 

 

◆一度使ってみると面白いです

魚の姿を上から見るというのも、楽しみ方の一つです。

水深が浅いことから、いつもより田砂(底砂)が自然に見えたり、水面の揺らぎに合わせて、影がなびく様子に気がついたりと、発見があります。

錦鯉、金魚、メダカと、上見を好まれる方がいるのも納得ですね。

ではでは!(^^)