◆アルビノチンホイルバルブの体表出血・・・何故??

混泳水槽では、さまざまなトラブルが起こります。

今回は中型バルブに出血のような症状が現れてしまいました。

原因は水質なのか混泳なのか。

探りながら、なるべく早く治療してあげました。

 

 

◆原因は水質悪化ではなかった。

このように、身体に出欠が見られて怪しいのは『水質』です。

とくに大食漢の魚を飼育していると起こるのが、PH(ペーパー)の急降下です。

よくアロワナを飼育されてる方は、ご存知かもしれませんね。

急いで、2/3水換えを行いましたが…僅かに回復したように見えても、2日後には悪化してしまいました。

どうやら違うようです。

 

◆犯人はあの魚だった

水質と同時に、『混泳』にも目を向けました。

まさかとは思いましたが、身体の表面を舐めてしまうのは、プレコです。

泳ぎの早いチンホイルバルブですが、夜な夜な齧られてしまったのかもしれません。

そこで、現行犯ではありませんが、移動してみたらビンゴ!

みるみるバルブの赤みが引いていきました。

 

 

◆治療は隔離して安静に。

そのまま放置でも回復してしまう事が多いのですが、移動して安静に治療する事にしました。

本来は、身体を包む粘膜で魚は健康が保たれています。

それが剥がされてしまうと、病気のリスクが高まってしまうんですね。

水槽へ移動し、0.3%の塩分濃度調整を行うと、3日後には赤い出血は完全に引きました。

無事にワタカビ病などにかかる事もなく済んで良かったです。

プレコを飼育されてる方は、ご注意を!

ではではϵ( ‘Θ’ )϶

 

◆『魚の病気治療』の話題はこちらです。