◆ラミレジィが死んでしまうなら、水質に落とし穴があるかもしれない

コロッとお亡くなりになってしまうのは、水質が合わなかったのかもしれません。

『身体に傷は無い』

『白点病や水カビなども見られない』

こんな状況は、病気ではなく、生息する水が合わないことが原因の可能性が高まります。

 

 

◆ラミレジィの飼育のポイント

最大体長   → 6cm
温度      → 23~26度
水質      → 弱酸性~中性
餌        → 生餌、人工飼料
※飼育環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば飼育できることを確約するものではございません。

水温は記載されているよりも、多少前後しても大丈夫です。

「元気が無いな」と思うときに、この範囲に水温を収めるというのは有りですね。

好みの水質が『弱酸性~中性』です。

ここが、今回のポイントで、日本の水道水の多くは中性(PH7.0)が多く、弱アルカリ性(PH7.5)に傾いている場合があります。

調子が良ければ順応してくれますが、最初にご説明したように外から見た異変が無くロスしてしまう時は、水質が怪しいです。

出来れば、PH試験液で計測してみると良いでしょう。

1つ持っていると重宝します。

エサですが、人工飼料を食べてくれますが、食べないことも・・・

冷凍赤虫を持っておくと間違いないでしょう。

もし、冷凍赤虫を食べない時は、エサの問題ではなく、魚の体調の問題で食欲が落ちています。

水温・水質を確認し、1/3~1/2水換えを行いましょう。

 

 

◆混泳問題でロスしてしまうことは?

『一般的な混泳をしていれば、あまり考えられません』

ラミレジィ単体で飼育される方よりも、同種または他種との混泳をしている方が殆どなので、この『混泳が問題』が気になるところですが・・・

小競り合いなどケンカは起こりますが、★になるほどではありません。

同種間では、ペアを形成したり、縄張り争いで小競り合いが起こりますが、何匹かいれば攻撃は分散されますし、隠れ家があれば弱い個体は隠れてやり過ごすことが出来ます。

エサを食べに来れず、痩せてしまうようならば、水槽を広くするか、セパレーターを入れる、魚の移動など対処が必要です。

他種との関係ですが、ラミレジィよりも身体の小さな個体は驚異ではありません。

本種よりも、多少大きいくらいでも、簡単には負けない気質を持っています。

さすがに大型魚との組み合わせは問題です。

比較的、ラミレジィは混泳がしやすい熱帯魚です。

◆飼育が落ち着けば繁殖が見えてくる

ラミレジィの魅力の1つはブリーディング(繁殖行動)です。

飼育が落ち着けば、自然とペア形成されます。

グッピーのように産みっぱなしではなく、子育てをする姿はより愛着が湧きます。

ぜひ飼育する機会があれば、トライしてみてください。

ではでは(^^)