卵を産んだんだけど、フィルターはどうしたら良いのか?
孵化したての小さな魚は、フィルターの吸水口から吸われてしまいます。
そんな時はどうしているのか、ご紹介します。
エアーストーンのみで、フィルターを無しの管理もありますが、
エサの与え過ぎで失敗してしまうパターンはとても多いです。
自分にあった方法を探してみましょう。
フィルターごとに相性や対策をご紹介します。
◆エアーストーンのみ
水中に酸素を供給します。
(↑フィルターにも、この能力は備わっています。)
水質を整えるろ過能力は無いため、こまめな水換えを行なって管理しましょう。
魚が吸われることはありませんね!
◆投げ込み式フィルター
初期水槽セットでは、よくこのタイプのフィルターが使用されています。
生まれたての赤ちゃんは、この小さな隙間からでも吸われてしまうことがあります。
この場合は、同じエアーポンプを利用して使えるスポンジフィルターへ変更をお勧めします。
↑スポンジフィルター
付け替えるだけだOKです。
目の細かいスポンジなので、稚魚や稚エビを吸ってしまうこともありません。
お掃除も、スポンジを取り外して”くしゅくしゅ”と洗えば目詰まりは治ります。
◆掛型フィルター
こちらも、よく水槽セットに使用されているタイプのフィルターです。
こちらの場合は、吸水口に専用のスポンジをセットすると良いでしょう。
普段から付けておいても良いですね。
メーカーによっては、スポンジの目が大きく稚エビなどは入り込んでしまうので、よく確認すると良いでしょう。
稚魚の吸い込みは解消されます。
※上部フィルター、外部フィルターも同様にストレーナースポンジが販売されております。
↑上部フィルター
↑外部フィルター
◆底面フィルター
底面フィルターは砂利やソイルを利用しているため、赤ちゃんを吸ってしまうことは無い構造です。
稚エビを吸い込まないので、エビ水槽では良く選ばれています。
設置、メンテナンスにちょっと時間がかかります。
興味が出てきた頃に、チャレンジしてみるのが良いでしょう。
◆水中フィルター
赤ちゃん水槽との相性が悪いです。
一時期、赤ちゃん吸わないための専用パーツを発売していた気がしますが、現在はあまり見かけません。
100円SHOPやホームセンターで、網戸のネットや洗濯ネットを準備して吸い込まないような改造が出来なくなありませんが・・・ちょっと難しいですね。
他のフィルターにするのが無難です。
◆産卵は貴重な経験値です。
一通りのフィルターに触れてみました。
せっかく産卵・孵化してのであれば、やれることはしてあげたくなるものです。
気づけばアクアリストのステップアップかもしれませんね!
ではでは(^^)
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