『観賞魚引き取りシステム』

知ってましたか?

日本観賞魚振興事業協同組合(jOFa)より…

本来、その場に生息しえない生物を投棄することによって、在来種に悪影響を及ぼすばかりでは無く、自然界の生態系を崩す原因ともなる場合があります。避けれない理由で、どうしても飼いきれなくなった場合は、近くのショップや日本観賞魚振興事業協同組合にご相談下さい。

(↑本文より抜粋)

最近テレビで話題の『池の水ぜんぶ抜く』でも、在来種の少なさ、外来種の多さがクローズアップされています。

我々日本人からすると、馴染み深い魚ですが世界からみれば日本固有種です。

在来種の少なさとは、世界的に貴重であるという事に繋がりますね。

大事にしていきましょう。

 

こちらも知っていましたか?

現状、観賞魚として人気の高いグッピーやプレコ、水草ではホテイアオイ、カボンバ等が「危険種」としてリストアップされており、輸入や国内の移動が禁止とされる「特定外来種」として認定される順番待ちの状態にあります。

これらがアクアリウムの世界から消える…?考えられませんね。

それほどに馴染み深い存在です。

ウチも今日からホテイソウはじめましたが、先週くらいか問い合わせが相次いでおりました。

『あの浮き草ないの?』

と聞かれたらホテイソウです。

カボンバなんて、どこのお店でも1番売れている水草ではないしょうか。

だからこそ、みんなで共有しておきたい情報ですね。

『引き取り基本ルール』

対象

・ 引取りの対象は観賞魚・水生無脊椎動物、並びに水草に限る(以下、該当生物)。
・ ショップより引取りを依頼された本事業賛同生体業者(以下、生体問屋)は原則・例外無く該当生物の全てを引き受ける。
・ 生体問屋は、引取りに関わる手数料は請求しないこと。

費用

・ 引取り魚の移動に関わる費用は飼育者より賛同ショップが徴収するものとし、その費用にて生体問屋へ該当生物を搬送する。
(自然への投棄を防ぐ為の活動が趣旨である為、費用は飽くまでも梱包材料、並びに生体問屋までの輸送費の実費程度を徴収する。)
・ 飼育者からは、その他一切の引取り手数料を徴収しないこと。飼育者は該当生物を引き渡した時点でその所有権を放棄したものとする。

つまりは…

魚、エビ、貝、水草など含まれるという解釈であっていますかね。

・買取はしませんよ。

・逆に『引き取り手数料』も請求はしません。

・お店に所有権を渡します。

・しかしお店でも持て余してしまう場合は、問屋さんに送るから送料を払ってくださいね。

という事です。

 

あとは…

すべてのお店が対応可能とは限りません。

まずは日本観賞魚振興事業協同組合に連絡するのが良いでしょう。

日本観賞魚振興事業協同組合ホームページ

いきなりお店に持っていくと、水槽に空きがない可能もあります。
持ち込むショップへの連絡もするのが良いですね。

 

きっと、この文章を目にする方というのはアクアリウムにアンテナを張っている方だと思います。

まだまだ認知度は低く、知らなくて困っている方は多いのではないかと・・・

徐々に広まっていくと良いですね。

同じ趣味を楽しむ者として、人助け&魚助けを。

ではでは(^^)

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