ポリプテルス・ローウェイという熱帯魚です。
何やら不調そう・・・
写っている側の眼が、膨らんでしまいました。
(苦手な方もいらっしゃるかもしれないので、遠目からです。)
ポップアイという病気とは・・・
名前のとおり、眼が飛び出たようになる病気です。
細菌が入り込み、悪さをしています。
菌自体は、常在菌(じょうざいきん)と言って、常に水中に存在している菌が多く、魚自体のコンデションが良ければ発病にいたりません。
『移動』や『水質悪化』、『混泳の不仲』など、ストレスがかかることで、調子を崩し、病気のきっかけとなります。
管理をもう一度見直すきっかけになりますね。
今回の治療方法
ポリプテルスは『古代魚』と呼ばれるグループの魚で、薬に弱いことが知られています。
説明書通りの規定量を入れると死んでしまう可能性があるため、半分もしくは1/3にします。
今回は、
『グリーンFゴールド顆粒』
を規定量の半分で投与しました。
粉薬で容量が分かりずらいですが、ゆっくり行えば大丈夫でしょう。
効果は高いです。
容量が分かったら、しっかり溶かしてから水槽に入れると良いでしょう。
粉のまま入れると、溶け残りが出ます。
(水はうっすら黄色くなります)
3〜4時間経過したら様子がおかしくなった。
写真では上手く写りませんでしたが、肉眼では透明な糸みたいのが身体の表面から伸びています。
エラの動きが激しく、苦しそうにしてました。
「このままは厳だなー」と思ったので、
急いで1/3の水換えを実行しました。
だいぶ薬は薄まりますが、あるていど殺菌はされたと思います。
(今夜が山場かもしれません。)
翌日の様子は・・・
出勤して一目散にまず確認!
…
…
生きてました!
ぜんぜん腫れは引いておりませんが、それなりに元気に泳いでいます。
様子を見ながら治療を続行します。
多少時間はかかるものです。
数日後の様子はこちらです↓↓
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◆【治療・病気】よしよし!!ポップアイ続報告&仮死状態から金魚帰還しました。
よしよし。えーぞぉー。 ということで、目が治ってきました。 ポップアイからの復活です。 あんまり治した記憶もなく・・・ 痛々しい外見からも、苦手意識があります。 ただ、ほっといても治りま ...
ちなみに、
フィルターやソイル(底砂)は、薬剤を吸着する作用がありますが、私はそのままで治療していますが、新品は避けるようにしています。
少しでも参考になれば幸いです。
ではでは(^^)