日常管理の話

ビオトープや水槽で増える貝(スネール)は、環境を伝えるバロメーター。

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貝が増えるのは環境が悪い?

ビオトープや水槽で貝が異常に増えてしまったのは、バランスが崩れている恐れがあります。

原因としては・・・

・エサとなるデトリタス(底にたまった沈殿物)が豊富

・水中の栄養過多

が考えられます。

 

ついつい与えてしまう魚のゴハンやたくさん食べて出すウンチも、底材の隙間に落ちると貝が掃除してくれます。分解者ですね。

水換えがサボりがちになると、貝は水からも栄養を吸収できますので、エサになってしまいます。グリーンウォーターを透明にしてくれる能力です。

 

自然界では「草食動物」が多ければ「肉食動物」が増えます。逆にエサとなる「草食動物」が減ってしまえば、「肉食動物」も減少するという『自然の摂理』があります。

貝が何匹か歩っていることは自然なことです。自分が繁殖しやすい環境を作っていないか思い出して見ましょう。

 

 

『貝』を総称して『スネール』

水槽で増えてしまうような貝を総称して『スネール』と呼びます。

『モノアラガイ』『サカマキガイ』という2種の被害が多く、『カワニナ』『タニシ』『レッドラムズホーン』なども増えすぎるとスネールとして扱われます。

 

 

『対処方法』は排除して持ち込まないこと。

以前、記事にも書いたことがありますが、対処グッズや貝の天敵となる生物を入れる方法があります。

『貝が増えた・・・』記事ページへ

天敵となる生物は、今いる魚との混泳の問題もありますので、確認してから入れることをオススメします。

素手や対処グッズを使って物理的に取り除いたあとに、『なるべく持ち込まない』『餌の量に注意する』方法が効果的です。定期的な水換えも忘れずに行いましょう。

 

 

貝の卵は最強?

『持ち込まない』ようにするためには、卵にも気をつけましょう。ゼリー状で水草の葉っぱのウラや茎部分にくっついています。洗ったくらいでは落ちません。切り取って捨ててしまった方が早いです。

衝撃や圧力に強く乾燥にも長時間耐えられます。ここから生まれる稚貝はとても小さいため、草ではなく水と一緒に入り込むこともあります。まったく持ち込まないようにするのは簡単ではありません。

生き残る力を感じさせられます。

↑中央の透明ゼリーが卵を守っています。

 

 

 

そもそも悪さはしない。燃費が良すぎる問題。

貝は異常繁殖すると見た目が嫌われますが、魚を襲うことはありません。

役割としては水槽のお掃除屋さんとして働いてくれているわけですが、ちょと燃費が良すぎるというところでしょうか。わずかなエサでも育つため丈夫です。そしてコケ取り能力は低いです。

外においてある水槽などでは、暖かく活発に活動する季節でピークをむかえ、冬になれば自然と数は減っていきます。

 

注意しておくことは、

『貝殻からカルシウムが溶け出すため水質がアルカリ性に傾きます』

『水中で死んでしまうと、水質を悪化させます』

どちらも過剰になると生体に影響を及ぼすため、頭に入れておきましょう。

 

小さな水槽に自然を再現するのがアクアリウムです。貝も自然の一部です。

てすと1

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