その場での粉薬の測り方

家に0.1g単位で顆粒物を測れる道具は普通ありません。

その場で測る方法としては、

①一度、厚手のビニール袋のうえに中身をすべて出します。

(顆粒物が滑りやすいモノがよいです。小皿とかアルミホイルなど)

②次に目測で別けます。

(道具は折った紙を使いました。名刺のような大きさイメージ。)

 

今回は1袋2g入のグリーンFゴールド顆粒を使っています。

なので半分にすると1g。

さらに4当分すれば0.25gになります。

分けた後はラップに包むなどして保存しておくと

次回使うときに量がわかります。

早ければ3日後あたりに再度使用します。

 

 

 

粉薬は溶けづらい

飼育水を入れた容器で先に溶かします。

実際にやってみると溶けにくさがよくわかります。

ダマがなくなるまでゆっくりかき混ぜましょう。

 

 

グリーンFゴールド顆粒の規定量は32~40ℓに対して1gです。

古代魚に合わせて計算すると64~80ℓ分になります。

今回は水量『62ℓ』ですから、1g使用しました。

 

 

↑先に塩分濃度を0.3%に調整しました。

これも溶かしてから入れるべきでした(・・;)

治療スタートです。

 

 

 

治療開始から4日経過

残念ながら3匹中1匹は★になってしまいました。

残りの2匹の身体からはマクロギロダクチルスは姿を消し

病気の進行は止まった模様です。

もっと長引くときはありますが、

ニョロニョロの数が進行具合の目安になります。

↑ちなみに写っている子は生きてます。

ちょうど腹を見せて泳いでいる。

やはり動きが本調子ではありません。

 

ここで半分水換え。

0.5gのグリーンFゴールド顆粒を追加しました。

餌は毎日1回。

溶かした冷凍赤虫をスポイトで与えます。

散らばらないように静かに落としておきます。

エサを発見するのに時間がかかりますが、

見つけたら1分で食べきる量を与えます。

赤虫1ブロック分は与えていません。

 

 

 

さらに4日経過(治療開始から8日目)で治療完了。

病状は見られません。

泳ぐ姿も元気をとりもどし完治したと判断しました。

さっそく半分水換えを行い

薬の追加は行いません。

エサは通常量に戻しました。

 

薬に弱い古代魚やナマズですが、

使わなくてはならないケースもあります。

あきらめずに治療してみましょう。

失敗しても経験になります。

 

 

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