【金魚・熱帯魚】水槽はいくつ重ねて置けるのか。2段にするには?コンセント問題とは。

お魚飼育を始めると、ついつい水槽を増やしたくなってしまいます。そんなときに水槽ラックで2段重ねにしたい。お店みたいに3段もありかもと考えたことはありますでしょうか。

1つ問題は『床の耐荷重』です。水槽の重さに負けて床が抜けてしまっては大問題です。おおまかな目安は180kg以下にすることです。

水槽をメンテナンスする時には、自分の体重も含まれますし、水槽台も数キロはありますね。床が抜けるまではいかなくとも、沈んで傾く可能性もあります。余裕を持った設置を心掛けましょう。

 

 

 

◆床の対荷重とは

基本的に1㎡に180Kgが、床の耐えられる重さの基準です。1メートル×1メートルの範囲に180Kgまでならば置けます。

ざっくりですが、90cm水槽の重さが訳180Kgになるため、それ以下の大きさや個数で設置する事が目安になります。

もし、90cm水槽を2段にすると180kg+180kg360kgとなる為に、目安としては耐荷重をオーバーします。床が抜けてしまわなくても沈んでしまったり問題が起こり危険です。

 

 

 

◆水槽の重さと重ねる目安とは

それでは小型水槽などを積み重ねる時はどうなるのか。

30cm水槽はおよそ10

45cm水槽はおよそ30

60cm水槽はおよそ60

90cm水槽はおよそ180kg

水槽は奥行きや高さで水量が変化しますので、上記はあくまで目安としてご覧ください。

一般的に利用者の多い45cm水槽や60cm水槽であれば2段ラックで飼育する事が可能です。3段でも計算大丈夫ですが、高さがあるためバランスが不安定になりやすい。水は地震の時に揺れて重心が傾く為2段までにして、倒れないような対策もしておきましょう。

 

 

 

水槽が増えれば、必要なコンセントも増えます。フィルター、LEDライト、ヒーターが主な使用電源です。

それぞれパッケージや本体に使用電力が記載されています。この中ではヒーターの使用量が高く60cm水槽であれば160wや一回りパワーのある220wを使用する方もいます。

よくある6個口などのコンセントタップは『1000wまで』『1500wまで』など使用量が決まっているため、オーバーしないように気をつけて使います。

耐荷重なんて難しいと思っていたはずが、意外とまだまだ水槽増やせるかもと思った方もいるでしょう。

管理も時間を取られますから、観れる範囲で愉しみましょう。

ではでは(^^)