【金魚】穂竜（ほりゅう）の飼い方や通販を含めた販売や価格帯とは
穂竜（ほりゅう）は日本生まれの品種で、その独特の容姿が特徴の金魚です。頭にボリュームを持つ『高頭』、身体は『パール鱗』でピンポンパールに似ています。そして『出目』の特徴を持つ竜眼（りゅうがん）血統も入っているため眼に違いが出ます。
色味は青文とキャリコ混ぜたようなカラーリングで、派手さはありませんが、味わい深い配色です。
聞きなれない品種かもしれませんが、魅力的な存在の金魚です。
◆入荷後の初期飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。暑さにも負けず状態良好です。
色味は統一されていましたが、眼の大きさは違いが見られ個体差があります。好きな金魚を選びたい時には、この様な個性もありがたかったりしますね。
移動の疲れを考慮して、到着後2日間エサ抜きしました。3日目から冷凍赤虫を少量ずつ与えて飼育環境へ順応して貰います。塩分濃度調整もコンデションを崩さないために入荷時から行っています。
他の金魚との混泳も可能ですが、状態の落ち着いた個体同士が安全です。泳ぎの早い品種（和金、コメット、朱文金など）とは相性が悪いので注意しましょう。
【飼育環境データ】
水質 弱酸性〜中性
水温 27℃
塩分濃度調整0.3%
底材 ソイル
エサ 冷凍赤虫、金魚のエサ
※上記環境でなくても飼育可能です。1つの例としてご参考までにどうぞ。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度…A〜Bクラス
品評会用ではなく、一般飼育用の個体であれば、それなりに流通も見られます。
販売価格帯は写真の大きさで1匹¥1500前後が目安です。大きさやグレードで販売価格は高騰します。
通販での流通はそこまで多くはありません。個性的な特徴を持つ品種のため、現物を見て買いたいと思う人は多いでしょう。
ではでは(^^)
さまざまな金魚に興味のある方は１冊読んでみると世界が広がります。
