ホテイソウはホテイアオイとも呼ばれ、馴染み深い植物である。花屋さんや園芸コーナーでもよく見られる。

南米原産で夏場は驚異の繁殖力で迷惑をかけるほど丈夫だ。冬がくると気温の低下とともに多くが腐ってくれる。(寒さにも強かったら取扱禁止の害草となっていたかもしれない。)ちなみに地面に植え替えると越冬しやすい。

意外と枯れるケースも少なくない??
そんな丈夫なホテイソウだが、茶色く変色し状況に弱っていく事がある。経験者も多い。

光量不足で枯れる。
室内などでは十分な光量を得られていない可能性がある。LEDや蛍光灯では太陽光には敵わない。バケツなどに移して日当たりが良いところへ出しとけば回復する。

高水温で枯れる。
逆に真夏の炎天下で水温が上がり過ぎても枯れる。小さなビオトープや容器では予想以上に水温が上昇し生体もロスしやすい。そんな時は日陰に移すくらいで丁度良い。

栄養不足の可能性
強い光が当たると光合成するため植物は活性化する。そこに栄養がなければ辛いところだ。
例えば『走れるだけ走ったのに、ご飯抜き。』こんな状況では枯れたくもなる。
生体がいる場合は水草用の肥料を使うと良い。ホテイソウだけ移して園芸用肥料を吸わせても良い。

取り扱い注意。
環境が整うと爆発的に増えて問題となる程です。むやみに捨てたりしてはいけません。


⬆︎写真 ホテイソウ
花も綺麗だ。
もう少し後になれば出回る
『斑入り』タイプも美しい。

⬆︎写真 ホテイソウ斑入り

緑とは偉大だ。