出目金が動かないのは『不調のサイン』寿命や飼い方のポイントとは。【金魚・デメキン】

出目金が急に地面でじっとして動かなくなってしまう事があります。

これは出目金にかかわらず、金魚全般『不調のサイン』です。

◆動かない原因と対策

出目金が地面で『じっと動かない』のは不調のサインです。病気ではありませんが、前兆とも言えます。

私たちで言う『だるい…』『疲れた…』といった感じです。こういう時には『塩』が効きます。塩分濃度調整(塩浴)と言って金魚では定番の処置方法です。

やり方は1リットルに対して3グラムの食塩(台所の塩でOK)を入れると0.3%の塩分濃度調整が出来ます。不安な方はホームセンターのペットコーナーでもアクアリウム用の塩が販売されていますのでご参考にどうぞ。

また、出目金が『だるく疲れてしまった』原因も見直して予防に努めます。

・エサのあげ過ぎ

・水換え不足

・バクテリア不足

・過密飼育

・水温の急変

などは、よくある原因なので飼育環境を見直してみます。

◆寿命なのか心配になった…

金魚の寿命は30年以上という話や、平均寿命は10〜15年とも言われます。身近な飼育者に聞いてみると5〜7年くらい生きたらすごいのかなと現場の肌で感じております。

5年未満の飼育において『底でじっとしてしまう』場合は、老衰ではなく『不調サイン』である事が多いです。

上手く回復できれば、まだまだ長生きする可能性はありますので、できる範囲で治療を行いましょう。

◆飼い方のポイント

出目金は一般的な金魚と飼育方法は一緒です。調子を崩さないポイントとしては、丁寧な水換えと塩分濃度調整(塩浴)は心掛けておくと健康維持の基盤になります。

トリートメント剤(ビタミンや粘膜保護)も有効ですが、とくに使用せずに長期飼育されている方は、水換えと塩を上手く利用しています。

また1匹に対して水量が豊富なほど、トラブルは減ります。大きな容器に少数飼うのは寂しい気もしますが、自分にあった飼い方を見つけていくと長く金魚飼育が楽しめます。

ではでは(^^)