金魚の飼い方ベアタンクとは?砂利を敷かないのは良いのか?

ベアタンクとは底砂を敷かない飼育水槽の呼び名です。フィルターや照明は設置しますが、あえて底材を何も敷きません。

アロワナなど大型の熱帯魚飼育では、力が強く底砂を巻き上げてしまったり、するので『何も敷かない』飼育者も多いです。

はじめは底砂あり無しどちらからスタートしても構いません。そのうえで日々の観察や掃除するときに『あ!自分はベアタンクが合ってるかも』などとピンときた時にチャレンジしてみるのも良いですね。

あえてベアタンクにするメリットやデメリットをご紹介致します。

 

 

 

◆メリット人気の理由とは

ベアタンクのメリットとしては

・スッキリと見えてオシャレ

・汚れを綺麗に掃除できる

・そこ面が反射するので明るい

などがあげられます。

水槽をインテリアとして見た時に、砂利がイメージを崩していると感じる場合にはベアタンクです。ガラスとフィルターと金魚だけを魅せるのはイメージが結構変わります。

さらに水槽をフレームレス(黒い縁が無い)や、目立たない外部フィルターなどに変えるなどこだわるポイントも出てきます。

そして、砂利がないので全ての面をコケ取りできるので意識して掃除するとピカピカの水景をつくれます。スポイトな網(ネット)も併用すると細かなゴミもこまめに取り除くことが出来ます。

 

 

 

◆デメリット底砂ありが多い理由とは

ベアタンクよりも底砂を入れる飼育者の方が多いです。デメリットとして『メンテナンス』が行き届かないと逆に汚く見えてしまいます。

底材があれば気にならないウンチや残りエサも、地面に何も無いので逆に目立ちます。

そして底砂を洗う手間が無い分、コケ取りする面が1面増えています。これは砂利を洗うよりもコケ取りで終わらせた方が楽という方と意見が分かれる部分でもあります。

また、そこ面が反射しやすいため、光の影響力が上がりコケが増えやすくて困ってしまうパターンもあります。照明時間を短くするなど工夫すると軽減されます。

 

 

 

◆気分で変えるのは問題ない

どっちが良いか迷った時には、どちらも試してみると自分に合っているスタイルが分かります。

気分的にベアタンクでキッチリ管理したい時もあれば、少しゆとりを持ち底砂をモグモグする姿を見て癒されるのも良いでしょう。

これは販売しているお店ごとでも、底砂ありだったり、ベアタンクだったり分かれるほどなので、理想の水槽をイメージしてマネしてみるのも良いですね。

自分に合った飼い方で良いのです。自分なりに楽しみましょう。

ではでは(^^)