買ってきた魚が白点病気だった時、なってしまった時

お店で金魚を購入し、お家で水槽へ入れたタイミングで白点病だと気がついた経験ありませんでしょうか??

また、購入した翌日に白点病になってしまったパターンなど。

『もうちょっと丁寧に観察して選べば良かった』と反省する事もありますが、とくに初期の白点病は見落としやすいものです。

そんな時の対処方や症状の軽症重症の目安とは・・・

 

 

◆粒の量が重症度の目安

白い粒が2~3ほどであれば、白点病初期の段階なので、安心はできませんがすみやかに治療に入れば完治しやすいです。

この時に『自然治癒で治ってほしい』と放置すると、大抵は悪化しますのでお勧めしません。治療は早ければ早いほど効果的です。

 

身体全体に20~30粒になると中傷といったところです。このタイミングになると多くの方は気がつきます。十分治療も間に合いますので、ヒーターで28℃に加温するか、薬浴を行いましょう。同時に塩分濃度調整も行いましょう。

全身に数十以上・・・まさに病名の表す姿になってしまうと、気が抜けない状況です。このような時には水温を上げて薬を使い塩を入れます。ここまで悪化すると他の病気を併発することもあり、より完治が難しくなります。塩分濃度を0.5%の濃い目に上げることもあります。全力を尽くすことが求められます。

白点病は、一度気がつくと分かりやすい症状ですが、意外と見落としも多いです。

治療を行えば回復が期待できる病気なので気を抜かずに対処してあげます。

 

 

 

◆水質の変化には敏感で活発

白点病の特徴として『水換えを行うと、とても増殖する』というポイントがあります。

なるべく水換えは行わずに、投薬や塩分濃度調整、ヒーターによる加温で治療すると2~3日で白点が消失し始めます。

しかし、目には見えなくなっても、水槽内にまだいるので継続して治療は続けましょう。あまりに早く治療を打ち切ると再発もしやすいです。

一度白点病気から完治した金魚は、抵抗力も上がり、白点病になりずらいとも言われます。

大切に育てる事で丈夫な金魚にしてあげましょう。

ではでは(^^)