金魚にコケ取り用の生体は入れる方法?混泳NGな組み合わせとは。

水槽にコケは付き物です。やはり1度は『コケを食べる魚に掃除して貰えば助かる』と考えたことはありませんでしょうか。

しかし、現実はそうは甘くありません

実際に金魚との性質の相性や、飼育環境の違いがあるため、すんなり混泳できるクリーナーフィッシュ(掃除をしてくれる生き物たちの総称)は少ないです。

問題の少ない組み合わせや、NGな生体をご紹介いたします。

 

 

 

 

◆ヒーターを入れてプレコを入れる

お勧めのクリーナーフィッシュは『アルビノブッシープレコ』や『ブッシープレコ』です。

こちらは熱帯魚のためヒーターが必要となりますが、金魚と相性も良く

大きく成長しても10cm12cmほどで止まるので長い目でみても飼いやすいのがポイントです。

 

有名なのは『セルフィンプレコ』『マーブルプレコ』と呼ばれる茶色っぽいプレコですが、

こちらは野生で40cmほどになる大型種です。

大きくなってくると金魚にちょっかいを出すこともあります。

お値段的にも安いのですが、プラス200円〜300円でブッシープレコも買えるので検討の余地があります。

 

他にもクリーナーフィッシュと呼ばれる熱帯魚はおりますが、

流通量が大きく、比較的お手頃、金魚との相性が良い品種を探すと意外と少ないものです。

ちなみにプレコの仲間は熱帯魚屋さんでは数十種類が流通しておりますが、

大きさ、価格帯、飼いやすさなどを考慮すると金魚にお勧めなプレコは一握りです。

 

 

 

 

◆意外と合わない日本の生き物たち

日本に生息するコケ取りクリーナーフィッシュでは、

ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、タニシ、石巻貝(イシマキガイ)、カバクチカノコ貝

などがあげられます。

これら全て、金魚との相性は悪いです。

 

金魚に危害を加えることはありませんが、金魚が食べてしまうトラブルが時間の問題で起こります。

エビも基本的には逃げますが、脱皮直後は動きが鈍かったり、気が付いたらいなくなっています。

貝も金魚にパクパクとされ、頑張って水槽に張り付いたりして身を守りますが、しだいに弱って空っぽの貝殻が見つかります。

ドジョウは残りエサを食べてくれますが、残念ながらコケは食べてくれませんが、金魚との相性は良いので混泳できるお魚です。

 

ブッシープレコも熱帯魚として魅力的なキャラクターです。

上手く混泳できたら水槽を覗くのがより楽しくなりますね。

ではでは(^^)