【金魚飼育】砂利は洗うの?洗わない?

「水槽が汚れてしまうので、しょっちゅう砂利を洗っている」

「砂利洗いがめんどくさい・・・」

などなど、砂利を洗うのが大変だと思った事はありませんか?飼育に慣れてくると砂利の丸洗いと言うのは年に数回の行事に激減します。

これは砂利を洗い過ぎると逆に汚れる効果と、日常に『汚さない管理』を取り込む事で、少しずつ楽になるからです。

金魚飼育をしていると、水槽がとても汚れてしまうことがあります。これはエサの量や金魚が多いまたは日光が当たるなど、いろいろな要因が重なります。

水槽が汚れた時は、砂利の間にもう汚れが溜まってしまい、困った思いをした事はありませんか?上手く管理されていれば、砂利を丸洗いするのは年に数回の行事です。

 

◆本来はそこまで洗わない

本来、砂利の中にはバクテリアが住み水質を浄化する効果があります。そのため、キレイに洗ってしまうと、せっかくのバクテリアが減少して、珪藻(コケ)が発生しやすくなるなど、もどかしいデメリットが生まれます。

日頃の管理としては、クリーナーポンプのような道具を使い、効率的に汚れを排出すればオッケーです。

この管理で汚れが取り切れない場合は『エサをあげすぎていないか?』『日光が当たっていないか?』『生体が多すぎないか』見直します。

それでも、汚れが取り切れない、しつこい場合には丸洗いという判断をします。丸洗いの後には『バクテリアの液』を使用しておくと良いでしょう。

 

 

◆素材をかえてみる

底材によっては、汚れやすい素材もあります。白色の砂利は綺麗な反面、光を多く反射されてコケを出しやすい傾向があらります。

また、金魚は日常的に底砂を口に含んでモグモグしてくれるので、小粒砂利で揃えておくと汚れは溜まりにくいです。

中粒〜大粒になると、隙間の奥へどんどん汚れが溜まってしまうのがデメリットです。

ソイル(土を焼き固めたモノ)は、モグモグしながら砕いて粉塵を多少なりに作ってしまうので、扱いに慣れていない場合には砂利系素材が良いです。

 

効率よく洗う回数を減らせれば管理も楽になりますね。

ではでは(^^)