◆金魚の寄生虫治療はなぜ起こる??

金魚に『寄生虫』付いてしまった事ありませんか?入り込んでしまう理由はさまざまですが、養魚場で駆除され、問屋さんでも駆除され、ショップでも駆除されるのにもかかわらず、お客様のお家に現れます。

眼に見えない大きさで寄生していることもあれば、水と一緒に持ち込まれることもあり、金魚が賑わってくる春先あたりからは、寄生虫のご相談も増えはじめます。

金魚は虫が付いていも、初期段階では元気に泳ぎ回っているため、気がつくのが遅れてしまいます。不意にお家の金魚に半透明な『トゲ』や『ウロコ』の様な物が付着していたら、早めに駆除しましょう。

 

 

◆初期症状は早期発見のポイント

身体に小さな充血部位が見つかると、寄生虫の可能性があります。不調の時の充血は数センチほど広がりやすい症状ですが、寄生虫の場合には蚊に刺された様な小さな範囲で充血が留まります。

チョウ虫が噛み付いた跡かもしれませんし、イカリムシが入り込んだ場合だと、数日後に充血部位に虫さんが現れます。

虫は見つけた時点で速やかに取り除きます。

もし治療中に新たな充血を発見した場合には、薬の効果が届かなかったことが予想されますので、タイミングをみて薬の追加を行います。

 

◆しつこいヤツ

寄生虫の治療は時間がかかる傾向があります。理由としては『卵』『成虫』には効果が薄く水中を漂う期間に殺虫していることと、薬の量がアバウトで間違ってしまっていることなどが考えられます。逆に濃い目に投与すると『成虫』は溶けやすい傾向があり、それが虫さんの寿命なのか薬の効果なのかは不明瞭な点は感じます。あくまで個人の意見です。※薬は多く投与すると毒です。使用料は説明書を守りましょう。

どちらにせよ、1回の投与で完治できないことは多く、2回3回と繰り返すことは多いので、同じように寄生虫に困らせられているかたも諦めずに頑張りましょう。

「もう治っただろー」っと思った矢先に、虫刺され充血(寄生された初期症状)が見られるとガクッときますが、辛抱強く繰り返していればお魚は助かるので頑張れます。

このことから、寄生虫は治るけれども嫌いな治療の1つです。

ではでは(^^)