金魚が元気かどうか見分けられる人の違い。日常『観察』のポイントとは。

金魚は喋らないですから良いの?悪いの?普通なの?となります。

金魚が『元気かどうか観てもわからない』『調子が悪い時の見分け方を知りたい』など困ってしまうことも。

 

つまり何が言いたいかというと、『慣れている人はどの様なところを観察しているのか?』という部分。

魚の情報を掴めるようになり、環境の情報(水温・臭い・水・泡など)も掴めるとさらに飼育管理力が上がります。

やはり異変に気づけないと病気になり、治療は簡単ではありません。まず病気にしない飼育を日常から目指していく事が飼育のセオリーになります。

金魚ちゃんが元気でいてくれると、こちらも心が癒されます。飼育スタイルは飼育者それぞれですが、ぜひ楽しみながら健康に育ててあげましょう。

 

 

◆泳ぎかた・動き

まずは『ヒレ』です。背ビレが分かりやすいですが、ピンと貼っている事が元気なサインです。逆に閉じてしまいがちな時は注意します。胸ビレや尾ビレも閉じ気味なのは不調のサインです。

次に『エラ』の動き。リズム良く動いていると良いのですが、とても早く息苦しそうな時や、逆に張り付いたようにくっ付いているのは要注意。エラ病の可能性があります。

そして『泳ぐ場所』です。お腹を地面に着けていたり、水面で息苦しそうにするのは危険なサイン。普段はただただ泳いでいるだけですが、いつもと違う動きを見れたら注意します。

 

◆エサの食べかた・食欲

水温が暖かければよく食べ、冷たければあまり食べません。ただし昨日まで食べていたのに今日になったら急に食べない時などは要注意。

食欲は健康のバロメーターになるので、食べる姿も観察するのは良いことです。

 

◆外傷・病気

これは気付く人が多いですが、『傷』『白点病』『ワタカビ』などが現れている時です。早期発見早期治療はお魚も人と一緒ですね。

さらに観察という面では、薬や水換えなどを行い患部の状態が『悪化』『変化なし』『回復』どのリアクションかをよく観ます。『変化なし』『回復』ならば処置が合っている可能性がありますが、『悪化』は間違っている可能性があるので、他の薬を使うなど手を変えます。

また、病気を治す技術も大切ですが、病気にしない飼育をする事がセオリーです。

これら全て『好きで観ている』という事がポイントになりそうですね。

楽しみながら上達しましょう!ではでは(^^)