◆外国産の白出目金(墨入り)の入荷飼育レポート、通販を含めた販売や価格帯とは。

よく見かける『白出目金=しろでめきん』では、全身が真っ白な個体は意外と少なく、『緋入り=ひいり』と呼ばれる赤色がちょこっと入る個体が多く流通します。

今回は、少し珍しく『墨入り=すみいり』で、黒色が入るタイプです。飼育方法や価格帯も普通の出目金と変わらないので、バリエーションとして混泳も楽しめます。

今回は10匹がやってきましたが、その中でも墨の入り具合はバラバラで個体差を感じます。中にはパンダ出目金のような配色もおりました。

また、選ぶときには色味に気を取られ過ぎないようにしましょう。左右の目の大きさが違うことはよくあり、好みの問題もありますが均等な大きさが好まれます。

出目具合の弱い個体、強い個体がおり、ヒレ曲がりなども注意して確認しないと見落としてしまいます。色も大事ですが体型も整っているとより好まれますね。

 

◆入荷後の飼育レポート

10匹仕入れると袋の中の水は白く濁ります。このまま長時間放置するとコンディションを崩すので、速やかに水合わせを行いました。

焦ってしまい『水合わせ』を行わないで水槽へ入れてしまうと、移動の疲労と水質のショックから一気に状態悪化する『水合わせの失敗』になるので気を付けます。

お家へ持ちかえり、1週間以内に病気や死んでしまうのは『水合わせの失敗』の可能性が高いです。

↑水合わせ後、元気に泳ぐ姿を観察できました。水底にお腹をくっつけてしまうのはまだ水に慣れていないとしやすい行動です。

 

↑バランスよく墨が入っています。ヒレの動きが鮮明に見えて優雅です。

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

白出目金という品種は流通量も多く、ホームセンターでも目にする品種ですが、墨入りにこだわると捜索に苦戦するかもしれません。

販売価格は¥500ほどが目安で、普通の出目金の価格帯と同じです。

似た品種を探すとしたら、出目金MIXなどで販売されている中から探してみるのも良いでしょう。

定番品種にも出会いがあります。

ではでは(^^)