◆協会系の黒らんちゅう飼育方法。通販を含めた販売とは。【金魚】

ちょっと変わった存在の『黒らんちゅう』です。一般的にはタイやインドネシア、マレーシアなどから真っ黒くて可愛らしい黒ランチュウがやってきて人気ですが、この『協会系の黒らんちゅう』は別物です。

らんちゅう品評会での上位入賞を目指すらんちゅうを『協会系=きょうかいけい』と呼び区別されます。日本蘭鋳協会から来ている総称ですね。頭の作り、背腰、尾形などバランスを見て美しさ・らんちゅうの理想を追い求めて競い合います。

そんな協会系らんちゅうを親として黒いバージョンに生まれさせられたのが、今回ご紹介する『協会系の黒らんちゅう』になります。

 

↑外国産のようなベッタリ黒ではありませんが、光沢を放ち優しい印象を受けます。口先がふっくらするのも可愛らしいです。

 

◆飼育レポート

協会系のらんちゅうは、他の金魚から病気をもらいやすい傾向があり飼育の際には細心の注意をします。なるべく同じ飼育環境で育ってきた兄弟魚での混泳が望ましく、他の金魚との不要な混泳は避けておくと無難です。

水質の変化には一般的な金魚のように強く、無駄な混泳を避ければ飼育は通常の金魚に準じます。

1時間の水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。

水温26度、水質は弱酸性~中性、エサは冷凍赤虫と鯉の餌、塩分濃度調整は行っておりません。

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

流通量はかなり少なく目にする機会は限られます。協会系ということもあり一般的な金魚好きさんはあまり購入対象にもなりずらく、本格的な品評会思考の方には不要でもあり販売するお店も少ない印象です。

価格帯は写真の大きさの個体で\5000が目安となります。一般種としては少し高価な部類ですね。

ただ探しても見つけづらい品種なので、興味のある方は見かけたときに買っておかないと後悔するパターンに・・・。

変わった存在の金魚も楽しみたいですね!

ではでは(^^)