◆黄金シュリンプことイエローチェリーシュリンプ？！混ざりの色違いもは貴重かも。上手に飼育するには水合わせと混泳に注意する
華やかな黄色が人気の黄金シュリンプが入荷しました。こちらはイエローチェリーシュリンプとして流通するものと同種のようです。またミナミヌマエビに似ますが本種は日本の冬の寒さには耐えられず死んでしまうのでヒーターは必須です。
上手く飼うには、はじめの水合わせに注意し、混泳には魚を入れないことが無難です。上手く環境に馴染めば自然繁殖も行うので魅力的なアクアリウム生体になっています。
◆入荷後の飼育管理
シュリンプ系はまず水合わせを丁寧に行います。ウチは袋に３cmほどの小さな穴を開けて１時間水槽に浮かべます時間になったらば丈夫な魚はこの時に完了しますが、水合わせを慎重に行いたい場合は10cmくらいに穴を広げて更に１時間水合わせを行ってから袋の水ごと水槽へ放ちます。
水合わせの方法は様々あるので、自分にあった方法も探してみると良いでしょう。雑に水槽へ入れると新しい水にショックを受けて1週間以内にポロポロと死んでしまいます。
基本的な飼育方法はチェリーシュリンプに準じます。当店ではソイルを敷き弱酸性で26℃の水槽で管理しています。
混泳はチェリーシュリンプやダークブルーシュリンプなど同じような小型シュリンプが適しており、魚を入れると稚エビは食べられてしまいます。親のエビはカージナルテトラやコリドラスと言った小型の大人しい魚との混泳可能ですが、ベタやエンゼルフィッシュといった大きさの魚には食べられてしまいます。
↑もはやミナミヌマエビか稚ザリガニのような個体も。
↑一緒に入荷してきて独特の色のタイプです。見方によっては青っぽくも見えたり・・・地味ですが数匹の混じりなので欲しくても手に入りませんね。
◆通販を含めた流通や価格帯とは
インターネットで検索する際には黄金シュリンプという名前ではなく、イエローチェリーシュリンプという流通名が一般的になっています。
黄色の濃さは個体により差があり選べないのは欠点ですが、やはり身の回りに取り扱っているショップがない方は多いので通販に頼ることになります。
楽天通販ではお店の評価がより重要視されているので、あからさまに不快な個体を送ってくる事は少ないです。
価格帯としては1匹¥300〜¥500ほどで、シュリンプ全体でみてもお手頃な存在になります。
水槽の名脇役のエビでしたが、じゅうぶん主役級です。
ではでは(^^)
