◆注目!!薩摩養魚場産の新リリースは、オランダ獅子頭ブロードテール(東錦、赤勝ち、ミルク、タイガー、黒)。混泳で見比べてみました。

先々週くらいにリストで見かけていたのですが、初っ端の入荷(薩摩養魚場問屋産の段階)で数匹しか取れなかったという事で入手に失敗して手に入りませんでした。

なので今回は、すぐさま電話売約で一通りのカラーバリエーションをGETしました。

全てMサイズの個体で、ここからの尾ビレの肥大化は楽しみですね!

 

◆5種類のカラーバリエーションはこちら

状態は1匹を除いて良い感じでした。その不調な個体は泳ぎが止まると頭を上に向けて浮き上がってしまいます。

ちょっと数日は要観察ですね。0.3%の塩分調整は行なっており、水温は26℃設定。飼料も冷凍赤虫など与え回復を願うばかり。

金魚は群れっぽく集まるのは、好調のサインでもあります。気まぐれにバラけて泳ぐので分かりづらいですが、テキパキと泳ぐ姿が

 

◆上見ではこのような感じです。

まだ尾ビレのサイズも幼さが残りこれからが期待です。

色味も何種も混ざると引き立て合い鮮やかに。

まだ警戒心が強いので、早くえさ慣れしてくれると可愛らしさが増しますね。

 

 

◆東錦とタイガーはこちら

左が東錦の赤勝ち個体。(赤白黒色持ち)

腹から赤色が身体も巻いており、赤い印象が強い東錦なので『赤勝ち』です。

墨(黒色)もしっかり発色しており良かったです。

薄い黒いろはどことなくボヤけてしまうので、くっきりはっきりした色味は人気です。

 

右はタイガーです。(赤黒2色持ち)

こちらも墨が素敵です。

反射鱗も相まって、かっこよさがあります。

流通量も減るカラーパターンなので、希少価値も上がりますね。

探すとなかなか手に入らなく焦らされることもある品種です。

 

真ん中が普通の東錦(アズマニシキ)になります。

ちょっと小柄でしたが可愛らしい色模様です。

このあたりの混泳も組み合わせは馴染みましね。

東錦という品種自体も個体ごとの色合いの表現が豊かで赤勝ち、白勝ち、墨東、五色東錦などなど。

魅力的な品種ですね。

そして東錦を残して、ミルク東錦と黒を入れてみるとこのように・・・

いっきに雰囲気が変わりますね。

単色のオランダ獅子頭になるので、また東錦も引き立ちます。

全身の白色と透明なウロコが綺麗にそろった個体は妖艶さもかんじるミルク東錦・・・真っ黒な眼がパンチ力を持ちます。

エラの部分のピンク色が濃いだけで、また一気に可愛らしくなるから不思議です。

いろんな色がある混泳水槽においても存在感抜群。

 

 

こちらが黒オランダです。

真っ黒な外国産に比べて、鮒色を感じさせる渋い存在です。

しかし、この光の反射で見せる鱗の配列など、THE魚という部分を感じてついつい飼いたくなってしまいます。

このままの色をキープする個体もいれば、ここから明るさが上がり金色に近くなる個体もおります。

成長を感じれるのは飼育者の特権です。

薩摩産のオランダベールテール各色のレポートでした。

価格帯はおよそ1匹\2000ほどでしょうか。

Mサイズの金魚の相場としては高くはありませんね。薩摩産の嬉しいところでもあります。

ではでは(^^)