◆カエトブランコプシス・オーストラリス(グアジャラミリン産)とは。ブラックバスとブルーギルをまぜたような…

あまり聞き慣れない熱帯魚であり、ケトブランコプシスと表記されていることもあります。

Chaetobranchopsis  australisとしてウィキペディアやフィッシュベースに出てきますね。

グアジャラミリンとは、ボリビアの街の名前であり、採集地域や輸送の経由地になります。

ボリビア自体はブラジル、ペルー、チリ、パラグアイに囲まれており、アマゾン川流域にあるため、不定期ですがそっち方面からの入荷があります。

◆どんな魚?大きさや性質

最大サイズは12cmほどの記載があり、写真の個体がまさに近しい大きさに育っています。

シクリッドの仲間ですが、攻撃的な性質ではないため混泳可能な魚です。

しかし、口には入る大きさの小魚は食べてしまいますので組み合わせには注意します。

phは6.0〜8.0(酸性〜アルカリ性)

水温は24℃〜29℃

となっておりタフな性質を感じさせます。

 

 

 

◆現在の飼育情報

エサは人工フードと冷凍赤虫を交互に与えております。

給餌にも慣れるので、投入口の下で待っている事もあり、気難しさはありません。

水温は26〜28℃で、水質は弱アルカリ性、底材はソイルを使っています。

入荷した当初はだいぶ警戒していましたが、数日経過すれば環境に慣れ始めます。

ブリード個体ではなく、現地で採集されたワイルド個体なのでこれくらいであれば、普通の反応になります。

 

身近な存在では、ブラックバスとブルーギルを混ぜたような姿をしています。

泳いでいた環境が黒かったので、体色が濃くなっている気もします。

…地味さに磨きがかかってしまいましたね。

よく見ると胸ビレが大きめ。

 

身体に対して目も大きめ。

扇型の尾ビレは伸張する様子は見られません。

背ビレ尻ビレの先端は伸張しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流通量は少なく、探しても見つからない事は多いでしょう。

入荷数が少ないので、販売価格もちょっと高めです。

手に入らないと、無性に欲しくなることも…

 

ではでは(^^)

 

 

 

 

↓参考資料【フィッシュベース】

https://www.fishbase.se/Summary/SpeciesSummary.php?id=46745&lang=japanese