◆金魚の白点病を魚病薬を使わないで治療する方法。

 

魚病薬の流通がとどこおる

魚病薬の流通が滞りはじめて、だいぶ時間も経過しました。

やはり、メチレンブルーや、グリーンFゴールド顆粒などは、だいぶ入手しづらい状況になりつつあります。

インターネットや、近くのペットショップで入手できない時は、ダメ元ですが、ホームセンターのアクアリウムコーナーを覗いてみましょう。

できれば、生体の販売を行っておらず、ひっそりと魚用品の取り扱いだけしているような店舗であれば、在庫も残っているかもしれませんね。

 

 

 

 

◆白点病はヒーターと塩で治せる

実は白点病は水温を28℃以上に設定すると、治療効果があることが知られています。

中途半端にあげても、効果は薄いので、しっかりと24時間、28℃を下回らないようにセッティングしましょう。

夏場は暑くて水温は30℃を超えますが、夜間など28℃を下回ることもよくあり完治しない原因にもなります。

この時、メモリー機能付の水温計は役立ちます。最低と最高水温を記録してくれるので、夜間に何度まで下がっているのかなと把握できるからです。

ヒーターで加温するさいには、0.3%の塩分濃度調整も同時に行いましょう。

お魚の回復力が上がるので、治療効果が高まります。

 

 

 

 

◆水換えをしたら、白点病が悪化する

こちらも、あまり知られていませんが、白点病の魚がいる水槽の水を変えると、いっきに白点が増加し、悪化します。

水換えを行うことで、白点病も活性化してしまい、いっきに広まるものと思われます。

1/3など少なめの水換えも控えた方が良いです。

病気の原因が、「水が汚れているのでは?」と思う気持ちはよくわかりますが、水換えは控えましょう。

白点病が出たならば、水換えを控えて、ヒーターと塩で治しましょう。

普段は当たり前にある魚病薬も、手に入らないとありがたみを感じますね。

ではでは(^^)