◆金魚が死んでしまった水槽で、もう一度金魚を飼育する方法とは?おさえるべき4つのポイント。

金魚の飼育をはじめて、1匹も魚が死なない人はおりません。とくに飼い始めたばかりの初心者・ビギナーほど全滅ということを体験します。

それがきっかけで辞めてしまう方もいらっしゃいますが、たいていはもう一度仕切り直して飼育を始めます。

そこで気になるのが、『金魚が死んでしまった水槽に、新しい金魚を入れる方法』です。どのようなポイントのに注意すると失敗が減るのかご紹介します。

・水槽は洗ってリセットする

・塩の力を知る

・水温は大丈夫か?

・少なく飼育する

 

水槽は洗ってリセットする

金魚が死んでしまった理由は様々ありますが、全滅した場合は悪い細菌が増殖している危険があります。一度しっかりと洗い、新しい水をすべて入れ替えましょう。

あまり神経質になる必要はなく、石鹸や消毒は行いません。むしろ濯ぎ残しがあると魚が死んでしまいますので、薬剤は使わずに洗い流しましょう。

 

 

【まめ知識】

病気の原因となる細菌は、実は金魚自体が保有しています。ただし健康な金魚は発病しません。体調を崩すと免疫力が低下して細菌が悪さをはじめるというのが、病気の原因の1つです。

 

 

塩を入れると死にづらくなる!

これは、ぜひ知っておくと良い情報です。水族館や熱帯魚ショップはもちろん中級飼育者も常識です。

塩をどれくらい入れるのかというと、『水量に対して0.3%~0.5%の濃度にする』と言われると難しく聞こえますが、今は10Lに1粒入れるタイプなど、使いやすい商品が販売されています。

塩を少々入れれば効くだろう…では、本当の効果が発揮されません。料理の味付けではなく、あくまでも金魚の体調を整えることご目的ですので、気を配ってあげましょう。

 

【魚の管理】 あなどれない!塩は点滴のような回復力!?

 

 

水温変化はない方がよい!

魚は水温の変化にとても敏感です。

魚にとって1℃の違いは、私たちが感じる8~10℃と言われるほど影響を受けます。

まるで真冬から真夏に放り込まれるようですね。

ゆっくりした変化には、金魚は対応してくれますが、急激な水温変化は控えるように努めましよまう。

 

 

金魚は少なく飼育する

4つめは、『金魚は少なく飼育する』です。お魚の数が多いほど水を汚しますし、水槽の大きさに対して入りすぎているケースは多々あります。

目安としては、金魚すくいの金魚であれば、1匹に対して4リットルの水が割り当てられるようにしましょう。

たくさん飼育していると、その中の1匹が病気になった時に、元気だった金魚にまでうつるのもデメリットです。

 

 

 

金魚飼育初心者、ビギナーさんや、いまいち飼育が上手くいかないかたなどご参考になれば幸いです。

ではでは(^^)