■金魚を飼育では水量は多い方が魚は死にづらい?!その2つの理由とは?!

 

◆水量は多い方が金魚は死にづらい?!

ざっくり説明すると、水槽に水が多く入っていた方が、魚は上手に飼育しやすくなります。

金魚の飼育を始めたばかりの方では、イメージで水槽の水を半分位にしていたりする方もいらっしゃいますが、あまりおすすめしません。

水槽は大きな方がよく、飼育する魚の数も少ない方が、1匹に対しての水の割合が多くなるため、やはり上手に飼育できるようになります。

…もちろん、水槽が大きくなるほど重くなり場所をとりお金もかかるので、自分にあった良い塩梅を考慮することも大切になります。

 

 

 

◆水量が多いとよい2つの理由とは…?

金魚だけではなく、熱帯魚を飼育する際も、水量が多い方が上手に飼育しやすくなります。

①水質悪化予防

まず、水量が豊富なことでウンチやエサの汚れを薄める効果があり水質悪化を予防してくれます。

汚れからは、アンモニアなど毒素が発生して魚が病気になってしまうのです。

 

 

②水温変化緩和する効果

そして、忘れてはならないのが水温の変化です。大きな水槽・豊富な水量になるほど水温変化を緩和してくれるので、お魚への負担・ストレスを軽減してくれます。

小さな金魚鉢ではおどろくほど気温の影響をうけるため、飼育難易度は難しくなります。

 

 

 

◆水量が少ない方が良いとされる金魚とは?

↑らんちゅう

 

金魚の中には、『水量が少ない方がよい』とされる一部の品種がいます。それは、蘭鋳(らんちゅう)や蝶尾(ちょうび)と呼ばれる品種で、理由としては尾鰭(おひれ)が綺麗な形に整いやすいからです。

間違ってしまわないようにする点は、『水量を少なくする』のではなく、『水位を低くする』という点です。

小さな水槽で、水位を下げてしまうと飼育は難しくなるので、大きな水槽や容器を準備して水深15~20cmなどで飼育しているというイメージです。

金魚を飼い始めたばかりであれば、無理に水位を低くする必要もないかと思います。


↑蝶尾

 

【まとめ】

最初は右も左もわからないような状況から、金魚飼育をスタートする方もたくさんいらっしゃいます!

全てをやろうとすると、嫌になってしまう事もありますので、できる範囲で行い自分に合う方法を見つけて行くと良いでしょう。

水量はなるべく多めが金魚は死にづらくなる。水槽を置ける場所や重さ、予算などを考慮して無理のないように揃えましょう。