◆ハイグロフィラ4種紹介!ギニアンハイグロ、ポリスペルマ、ロザエネルビス、タイガーハイグロとは。

◆ギニアン・ハイグロ

西アフリカに分布します。

沈水葉は羽状深裂し、葉色はウィステリアのような鮮緑色です。

弱酸性の環境を好むため、低床はソイルを使用し、強光、二酸化炭素の添加は必須です。微量栄養素だけでなく総合的な栄養分の施肥も有効になります。

魚の骨のような葉姿は、群生させた時にとても個性的な空間を作り出します。

◆ハイグロフィラ・ポリスペルマ

インド🇮🇳、スリランカ🇱🇰、ミャンマー🇲🇲、タイ🇹🇭などに分布するメジャー品種です。

底床はソイル、大磯どちらでもよく、強光、施肥の必要もないため、初心者にもってこいの強健種。

二酸化炭素を添加すると育ちすぎ、見た目が悪くなるほど間延びします。

また、葉色も強光、高栄養下では茶色味を帯び、鮮やかな緑色を失ってしまいます。

◆ハイグロフィラ・ロザエネルビス

人気の改良品種です。

フロリダの水草ナーセリーで登場した綺麗な斑入り種。ヨーロッパのファームからリリースされ広く普及。

育成容易な赤系水草として、現在では世界中で親しまれています。

ちなみにポリスペルマ種の栽培が禁止されてしまった本家アメリカでは育てることのできない水草となってしまったようだ。

◆タイガーハイグロ

タイ北部🇹🇭に自生するハイグロフィラ。牛の水飲み場のような貧栄養のクリアウォーターで、やや木陰になった場所。

水槽内でも光量、肥料を抑え気味にすると葉色を緑色にしたまま虎斑を楽しむことができます。

条件を上げると茶色系に色づき、褐色の斑模様も濃くなりそれも見応えのある姿です。