◆中景に向く有茎草4選。アラグアイアレッド、クフゥア・アナガロイデア、レッドクロス、アラグアイアミズマツバとは。

 

 

◆クフゥア・アナガロイデア

別名アラグアイアレッド

Cuphea anagalloidea

以前はロタラの一種とされていましたが、アマニアやネサエアと同じミソハギ科と判明した水草。ブラジル🇧🇷に分布します。280種ほどが知られるクフゥア属の中で、数少ない水性種であります。

沈水葉の葉は1cmほどで、先端はロタラ同様に凹みます。葉色は産地によって個性があり、アラグアイア産は赤色で、低いphと強光、二酸化炭素の添加は必須です。

 

 

 

◆アラグアイア・レッドクロス

Cuphea sp. Red Cross Araguaia

ブラジル🇧🇷に分布するクフェアの仲間です。ディディプリスのように綺麗な十字対生となり、線形で濃い朱色の葉を展開します。

・茎の下部で文枝する

・下葉が落ちやすい

などクフェア・アナガロイデアとの共通点は多く育成方法も準じます。生長スピードが早くないので、中景のレイアウトに重宝する存在です。

 

 

 

◆アラグアイミズマツバ

Rotala mexicana Araguaia

ブラジル🇧🇷に分布するロタラの仲間です。2000年に紹介されたブラジルのアラグアイア産のメキシカーナ種。日本のミズマツバよりも、ガッチリした感じです。

茎が太く葉幅も広い。また茎の赤みがかる色と葉の明るい緑色の組み合わせが印象的です。

 

 

 

◆ミズマツバ

Rotala mexicana

日本🇯🇵、中南米、アフリカ、アジア、オーストラリア🇦🇺など広く分布する水草です。ロタラ  属の中で一番広域に分布しています。

産地によって沈水葉の色に差が見られ、関東のある所では緑色、中国のある所では赤いなど様々。

育成にはソイル、二酸化炭素、は必須で強光も好みます。広域に分布する強健種と思いきや水槽では繊細な面をみせます。

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。