◆水草レイアウトに選ぶ中景から後景に使える人気のエキノドルスとは。ポルトアレグレンシス、トリカラー、デクンベンス、アマゾンソードなど。

◆エキノドルス・ポルトアレグレンシス

Echinodorus portoalegrensis

沈水葉は長さ5~16cmで、根茎が這いながら生長するエキノドルスです。皮質で硬い葉は暗く深い緑色で葉先は下にカールします。

3倍体、4倍体で、グランディフロルスとロンギスカプスの自然交雑種といわれています。

21~24℃とやや低めの水温に大磯系の砂利で育成するなど少し違いのあるキャラクターは葉姿と共に魅力を持ちます。

流通量はそこまでなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エキノドルス・トリカラー

Echinodorus Tricolor

諸説ある交配品種にはアフリカヌス(今でいうウルグアイエンシス)が使われているであろうエキノドルスです。

オリエンタル同様のピンク色系エキノとして貴重な存在。新芽が黄色からピンク色、次第に緑色へ変わっていき、時折かすかな赤い斑点を持つ場合もあります。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エキノドルス・デクンベンス

Echinodorus decumbens

ウルグアイエンシスとは趣の異なる細葉系エキノドルスです。やや硬く直線的なイメージがワイルド感を強く醸し出します。

あまり広がらず上に伸びていくので、高さは出ますが場所はとらない姿をします。比較的高水温にも強く中性前後の水質でよく育ちます。

流通量はそこまで多くなく、ホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆アマゾンソードプラント

Echinodorus grisebachii Amazonicus

アクアリウムビギナーにもお馴染みの王道エキノドルスです。水槽でも高さ40cmほどに育つので後景草として選ばれます。

水深50~100cmに自生するため弱い照明にも適応します。しかし水上から水中への移行時期はしっかりと光を当ててやりたいです。

うまく管理して20枚以上の葉をつけた株は、圧巻の魅力を放ちます。

流通量は多いためホームセンターでも販売されています。またはお近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。